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山香温泉水からリチウム回収!

当研究会の会員である「レアメタル技研株式会社」吉塚社長の独自の技術により、山香温泉センターの源泉水から、炭酸リチウムの回収・精製が実現されました


炭酸リチウムは、電気自動車などに使われるリチウムイオン電池の材料として欠かせないほか、精神安定剤としても活用されている貴重な資源です。


山香温泉の源泉水にはリチウムが高濃度で含まれており、温泉センターでは38ppm、風の郷では13ppmのリチウム成分が検出されています。これは、温泉センターのリチウム濃度が九州で最も高く、全国でも2番目の高さとなります。


今年4月21日には、吉塚社長が所有されているプラントのある北九州の工場に温泉センターの源泉水(1,500L)を搬送し、回収実験を実施しました。搬送には、当研究会の幹事である阿部素也市議にもご協力いただきました。


そしてこのたび、精製された炭酸リチウム(純度99.9%)の一部を吉塚社長より研究会にご提供いただきました。現在、「風の郷」内の研究会紹介コーナーにて、この炭酸リチウムを展示しております。お立ち寄りの際はぜひご覧ください。


山香温泉有効活用研究会

副幹事  杉野 光


レアメタル技研株式会社様による報告ポスター↓


 
 
 

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